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花き生産コース~社会人基礎力を備えた生産のプロを育成~

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 花き生産コースではまず第一に、現場で通用する植物生産技術について学んでいきます。講義・実習による栽培環境のコントロールや病害虫防除、植物の生理特性、栄養吸収特性など、植物の栽培に必要な知識・技能習得に加え、年間を通じた栽培出荷計画・圃場管理を学生自ら行っています。また、市場や直売所への出荷によって消費者のニーズを把握することで、栽培した植物を単に「生産物」としてではなく、「商品」として取り扱う考え方を身に付けます。これらのことを通じて、花き生産現場における総合的マネージメント能力を養成しています。
 コースの専攻生は、「Plan:計画」「Do:実行」「Check:評価」「Act:改善行動」のPDCAサイクルを意識して、生産・流通に関する研究テーマに取り組んでいます。テーマは個別で設定しますが、多くの労力を必要とする切花・苗物の栽培研究は決して一人でできるものではありません。そこで、コースのメンバーと調整した上での共同作業を行うことで、生産現場で不可欠なコミュニケーション能力の向上を図っています。
 このように、植物生産を通じて「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の、3つの社会人基礎力を備えた人材育成を目指しています。

授業紹介

花き生産流通実習

植物生産流通実習写真

 園芸植物の栽培管理の基礎技術について学びます。播種にはじまり、挿し木・育苗・移植・整枝・施肥・潅水・病害虫防除・ケミカルコントロール・収穫・出荷調整・価格決定に至るまでを体系的に実習し、植物を生産する上での基礎的な技術を学びます。

生産プロジェクト実習

生産プロジェクト実習写真

 栽培管理の基礎技術を踏まえた課題研究を行います。生産流通の現場での問題点を見出して課題設定を行い、課題解決の手法を考案・実践していきます。1年後期の生産プロジェクト実習から卒業研究・卒業制作までの1年半をかけて、問題解決能力を養成します。

基礎育種学

基礎育種学写真

 花きの新品種育成に必要な遺伝・育種学、バイオテクノロジーに関する基礎知識および最新の育種動向、育種戦略について学びます。また、実際に花型・花色・花径などの形質について、育種目標を設定した交雑育種も行っています。

担当教員からのメッセージ

実習指導写真  花き生産コースでは、切花と苗・鉢物の生産流通についてのテーマを柱としてゼミを行っています。これらのテーマを通じて、花きの生産技術はもちろん、他のコースとの連携により、販売分析や生産した花きの新しい利用方法の提案能力といった様々なスキルが得られるよう、国際園芸アカデミーならではのゼミを行っています。さらに、少数濃密指導体制の特徴を生かし、各学生が目指す進路に応じた教育を徹底しています。また、実際の生産現場では、技術・知識だけが求められているわけではありません。生産現場は、様々な人たちとの共同作業によって成り立っており、人とのコミュニケーション能力も、技術・知識以上に求められます。そこで、テーマに沿った実習を行う過程で、私たち教員を含めたゼミのメンバーとの様々なやり取りを通じて、コミュニケーション能力にも長けた人材の育成を目指しています。だからこそ、花き生産コースのモットーは・・・明るく!楽しく!優しく!そして厳しく!なのです。

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