学長就任のあいさつ
花と緑をあつかう職業園芸人の育成を目指して
この度、岐阜県立国際園芸アカデミーの第二代学長に就任いたしました。社会情勢の大変厳しい状況下において、効率的・効果的な学校運営がせまられているなかでの大任をあずかり、責任の重さを痛感しております。
一方、世の中はモノからヒト、心の時代へと変わってきています。また、地球の将来が危惧されるようになり、環境問題が大きくクローズアップされてきています。このような状況のなか、以前にもまして花と緑の役割は大きなものとなっています。心の食べ物といわれる花、花と緑は生活にうるおいをもたらし、人生を豊かにしてくれます。
本学はこのような役割をもつ花と緑に関わる職業園芸人の育成を目指して、岐阜県の可児の地に開校し7年目を迎えました。この間、花き生産から、花きの販売・流通業、造園、公園管理等までの業界に多くの人材を送ってきました。これまでに送り出した卒業生は他の専門教育機関では得られない幅広い生産、装飾、造園・緑化、環境の各分野の知識と実践技術を身につけ活躍しています。
高等専門教育において専門分野が細分化され、理論を中心とするものに偏ってしまった現状で、業界が求めている現場に直結した教育を行えるのが本学の特徴であると確信しています。このような教育を行うことにより、どのような場面にも対応できる豊かな感性と柔軟な発想をもった次代の担い手を業界に送り出すことが私たちの使命です。
本アカデミーの目指している教育理念とその使命をご理解いただき、従来にもまして皆様のご支援をお願いいたします。

国際園芸アカデミー
学長 上田善弘