協同組合 日本ライン花木センター

大鹿 渓さん

就職先 協同組合 日本ライン花木センター 販売部
卒業学科 花き生産コース 2005年度卒業(八日市南高校 緑地デザイン科卒)

園芸アカデミーでの学び

植物を育てるのが趣味だった両親の影響で、私も将来は植物に携わる職業に就きたいと思うようになりました。国際園芸アカデミーは、造園業で働いていた経験がある父が講師の1人を知っており、「こうした先生に教えてもらえる学校ならいいのではないか」と勧めてくれました。県立のため学費負担も少なかったことも決め手となり、植物の栽培を学ぶ花き生産コースに進みました。

 国際園芸アカデミーは先生との距離が近く、生徒数も少ないため、分からないことがあればすぐに質問することができる環境でした。より専門的な勉強をする2年目には、岐阜県内の農家を訪れて生産現場を体感できる機会や、園芸店や生産者、企業などで実際の仕事内容を見ることができるインターンシップもあり、とても刺激を受けました。また私は学生時代、室内で植物を栽培することで、日照条件の違いが発育にどんな影響を与えるかを研究。この経験は、今もお客様に植物の選び方や育て方をアドバイスする際に、役立っています。

現在の仕事内容

現在は、多肉植物や球根、バラ苗などの販売を担当しています。お客様の目線や動線を考慮して、植物を選びやすい売り場づくりを心がけるほか、お客様の相談を受けて育て方をアドバイスするなど、接客も重要な仕事です。

 お客様には、購入した植物とできる限り長く付き合ってほしいと思っています。そのために、どんな品種でも適切なアドバイスができるよう、自宅でも100種類以上の植物を実際に育て、栽培方法を研究しています。植物の品種は数えきれないほどあり、常に勉強が必要な点は大変ですが、質問や要望に答えることで、お客様に育ててもらっていると感じています。

 植物は屋外でたっぷり日差しを受けて育つのが理想ですが、最近はインテリアとして楽しむ方が多く、できるだけ負担が少なく最適な栽培方法を伝えることに、難しさを感じます。そうした時は、資材部門に相談して育苗ライトを勧めてもらうなど、部門間で連携しながら対応しています。

これからの目標・メッセージ

園芸店には、植物を育てるのが好きな人から、まずはインテリアとして楽しみたい人まで、さまざまなお客様が来店します。多くの人に楽しんでもらえるよう、お客様はもちろん、仲卸業者や生産者ともコミュニケーションをとり、ニーズに応えられる店づくりをしていきたいです。またそこに自分の好きな植物を加えて、自分の個性を感じられる店舗をつくるのが目標です。

 この仕事は植物に興味があれば挑戦できる業界ではありますが、やはり基本的な知識があることは大きな武器となり、企業側も専門学校の卒業生には期待をもって採用します。2年間国際園芸アカデミーでしっかりと知識を身につけることに加えて、自分でも興味のある植物を調べたり、お客様目線でいろいろな園芸店を見ることが、将来とても役に立ちます。そうした知識や経験をもってお客様と接していると、「この植物のことを聞くならこの人」と、自分のファンになってくれるお客様もでき、大きなやりがいにつながると思います。