協同組合 日本ライン花木センター

宮城 智さん

本社所在地 岐阜県可児市土田4567
事業内容 園芸専門店の運営、庭木、花、園芸・造園資材、フラワーギフトなどの販売、栽培に関する勉強会や即売会などの開催

仕事内容

日本ライン花木センターは、庭木や花、園芸造園資材の豊富な品揃えで、地元の人たちに親しまれる園芸専門店です。従業員は、店内に並ぶ植物の管理や店舗づくりを行い、植物を販売する際のお客様に対する接客が主な仕事です。園芸店で扱う商品はとても多いため、大きく花・植木・資材と3つの分野に分け、その中でも細かく担当が分かれています。

植物は、購入して終わりではなく、その後も長く栽培を楽しむもの。そのため、数年前に購入したお客様からも、より良い栽培方法や虫害や病気の対策などの相談を受けるアフターフォローも多く、長いお付き合いが続きます。お客様とコミュニケーションをとって、幅広い要望に応えながら、信頼を築くことも必要です。

園芸店の魅力は、常に多くの植物に触れることができ、お客様のニーズから流行をビビットに感じられる点にあります。自分が売りたい植物を選んで、自分たちで店を創り上げることができるのも、楽しみの1つです。

求められるスキル

店舗の運営には、並んでいる植物の状態や店舗の動き、お客様が求めていることなどを見抜く、観察力が重要になります。また、園芸店の仕事は力仕事もあるほか、植物の生育には栽培する人の気持ちも影響するので、何より元気が必要だと思います。

近年はこれまでにない気象状況が続いたり、庭での栽培からインテリアとしてコンパクトなサイズの植物を室内で楽しむ人が増えるなど、園芸業界を取り巻く環境やニーズも大きく変化しています。その中で適切なアドバイスをするためには、経験値よりもデータなどに基づいた専門知識が必要です。

また最近は、オーストラリアの花などさまざまな国の植物が人気を集めています。その国の土壌や気候を勉強して、それを加味して必要な肥料などを考えるなど、新たな品種との出会いを楽しみながら、勉強を続けることが大切だと思います。

国際園芸アカデミー出身者の印象

私たちの職場には、現在、国際園芸アカデミーの卒業生2名が働くほか、インターンシップを受け入れも行っており、アルバイトに来る学生もいます。もともと植物が好きで勉強している方ばかりなので、一生懸命に取り組む学生が多い印象ですが、その意欲を活かして、いろいろな植物に興味を持ってほしいと思います。

先に述べたように、今園芸業界はさまざまな変化が見られます。その中で国際園芸アカデミーの学生は、新たな品種や気候変化に対応するための下地となる、基本的な理論がしっかりと身についている点が、大きなメリットだと感じています。

 学生時代は、生産者や市場、卸業者など多彩な仕事を見ることができる、貴重な時間です。園芸店に並ぶまでに、植物にどういった人の手が加わっているのかを知ることは、とても重要だと思います。その中で興味をもった仕事には、まずチャレンジしてみることをお勧めします。