有限会社角田ナーセリー

代表取締役 角田篤さん

本社所在地 愛知県一宮市萩原町萩原字橋上14-1
事業内容 花苗・切り花苗・野菜苗の生産・卸

仕事内容

1972年に苗物等の生産業を創業後、1986年に有限会社角田ナーセリーを設立しました。農業生産の企業的自立を目指し、『欲しい苗を欲しいときに!』をキャッチフレーズとし、園芸専門店様・園芸植物卸問屋様・量販店様・造園業者様へのダイレクト販売により、固定価格、庭先販売を一貫して推進してきました。また、オリジナル品種・オリジナル商品の育成開発にも力を入れています。
現在、65名の従業員が花苗・切り花苗・野菜苗を中心に、グループ生産分を合わせて、年間1,000品目以上の苗物1500万ポットを卸販売しております。古紙を再利用したエコ鉢や梱包資材を使用する等環境への配慮をしつつ、消費者が安心して育てられ、日本の気候に適した商品の提供を目指しています。

求められるスキル

植物を生産するにあたり、植物生理や病害虫、農薬の知識があれば、現場での様々なトラブルに対応することが可能になります。植物の営利生産に携わるうえでは、コスト意識やビジネス感覚を身に付ける必要もあります。また、常に目標を持って自ら考えて行動し、他の従業員やお客様としっかりとコミュニケーションを取れる能力も重要です。そして何よりも、植物が好きで、商品を買って下さったお客様に喜んで頂くことにやりがいを感じられることが大切です。

国際園芸アカデミー出身者の印象

現在、3名の国際園芸アカデミー卒業生が社員として働いてくれています。アカデミー出身者は、実習などを通じて植物としっかり向き合ってきているためか、生産現場での実践力は格段に高いと感じています。例えば、植物が水をどれくらい必要とするかを肌感覚として身に付けていることが、高い潅水技術につながっていると思います。また、植物が好きであるだけでなく、植物の魅力と同時に植物を育てることの大変さも理解しており、入社後は真摯に業務に取り組んでくれています。生産の現場では、植物の知識・技術だけでなく、コスト意識やコミュニケーション能力なども求められます。自ら学ぶ姿勢を持ち続けて様々なものを吸収し、さらに成長してくれることを期待しています。