冬咲く花々
このような寒い季節に咲く花は珍しい。オーストラリア・ニュージーランドや南アフリカ産の植物はこの時期に花を咲かせるものもあることから、紹介いたします。
グレビレア・ラニゲラ(ヤマモガシ科グレビレア属)は、オーストラリア原産の 常緑低木。国際園芸アカデミーではトレリスガーデンに植栽されています。ここ岐阜県可児市では12月から開花し始めます。1週間前に-7℃を記録する中でも屋外で生育しています。南向きの芝生の前ですので陽当たりが生育にとって重要だと思います。葉の形状はコニュファーのようですが、触ると柔らかいです。
![グレビレア・ラニゲラ(ヤマモガシ科グレビレア属)](https://www.horticulture.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/01/IMG_7132-300x225.jpg)
グレビレア・ラニゲラ(ヤマモガシ科グレビレア属)
![グレビレア・ラニゲラ(ヤマモガシ科グレビレア属)花のアップ](https://www.horticulture.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/01/IMG_7136-300x225.jpg)
グレビレア・ラニゲラ(ヤマモガシ科グレビレア属)花のアップ
キルタンサス(ヒガンバナ科 キルタンサス属)は、南アフリカ原産の球根植物。無加温の温室で育てています。12月から開花し始め、現在終わりかけです。キルタンサスの代表的な品種であるマッケニー(Cyrtanthus mackenii)ですので、強い霜でなければ屋外でも生育可能だと思います。
![キルタンサス(ヒガンバナ科 キルタンサス属)](https://www.horticulture.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/01/IMG_7141-300x225.jpg)
キルタンサス(ヒガンバナ科 キルタンサス属)
![キルタンサス(ヒガンバナ科 キルタンサス属)花のアップ](https://www.horticulture.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/01/IMG_7140-300x225.jpg)
キルタンサス(ヒガンバナ科 キルタンサス属)花のアップ