教員ブログ

園芸福祉論・実習

著者:相田

今年度の園芸福祉論・実習は10月7日から始まりました。初回は1から4限(1日です)まで、非常勤講師の石神洋一さん(NPO法人たかつき代表理事 デイサービスセンター晴耕雨読舎所長)をお招きし、講義と実習(ワークショップ)を行いました。ちなみにこの園芸福祉論・実習の単位取得者は初級園芸福祉士養成講座認定校修了書が交付され、初級園芸福祉士の受験資格を得ることができます。

まず、教科書として『園芸福祉入門』を使用し、石神さんが第一章の講義をしました。その後、学生は園芸療法ガーデンにあるレイズドベッドにあるローズマリーを収穫し、リースを作成しました。「利き手が使えない半身不随」のクライアント(対象者)と「介助者」いう設定で、役割を交代をしてリースを作成しました。「どこまで介助をするべきか」という点がこの課題(設定)の肝だと思います。『園芸福祉入門』第二章の講義の後、ワークショップでは園芸療法ガーデンを4つのエリアに分け、それぞれの班が植栽計画をしました。「車椅子利用のため」や「家族で楽しむ」といったテーマを考え、どのような植栽をするか学生は発表しました。

園芸療法ガーデンでローズマリーの収穫

園芸療法ガーデンでローズマリーの収穫

非常勤講師の石神洋一さんからもアドバイス

非常勤講師の石神洋一さんからもアドバイス

クライアント(対象者)と介助者という役割設定

クライアント(対象者)と介助者という役割設定

楽しみながら学ぶ

楽しみながら学ぶ