ディスカッション授業の実践(授業『キャリアデザインⅡ』)
27日(金)の授業は、映画『12人の怒れる男』を題材にし、ディスカッションを通じて皆で最善解を探る授業を行いました。
一人一人が持っている情報には限りやバイアスがあることを知り、それを相互に補完することでチームとしてパフォーマンスを上げることを体感するものです。
同じ映画を観ていても、それぞれの人が異なる解釈をして違う結論を出している、このことが「一人でものごとを考えて行うこと」の限界と、「複数の人とのディスカッションを通じて、ものごとを考えて行うこと」の可能性を示していることを学んだはずです。昨今のビジネスで重要性がよく問われる『多様性』の根幹は、一人一人の『違い』を認め合い受容することにあります。
毎年この時期に行っていて、これからのゼミ活動や就職活動、その先の就労後の職務にも、とても役立つ内容です。
次代を担う若い人たちがこの授業で学んだことを活かして、これまでに無い新しいモノやサービスを創造してより良い社会を築いて欲しいと願っています。