岐阜県立国際園芸アカデミー
SDGs推進の基本方針

Sustainable Development Goals

1. 岐阜県立国際園芸アカデミーがSDGs達成に向けて貢献できること

気候変動の進行による自然災害の多発化、生物多様性の喪失、飢餓や貧困問題など、世界では、様々な問題に直面しています。
それらの問題の解決向けて、2015年には、国際社会共通の目標として、2030年までに達成すべき17の項目、SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」が定められました。これは、遠い世界の出来事ではなく、日本の私たちの生活にも深く関わっています。これからの時代に向けて、岐阜県立国際園芸アカデミーは、SDGs達成に向けて、どのような貢献ができるかを考えています。

2. 岐阜県立国際アカデミーの強み

岐阜県立国際園芸アカデミーは、2004年の開学以来、「花と緑の空間づくり」による健康で心豊かな生活の創造に向けて、生産、装飾、造園緑化の各分野について幅広い知識と実践技術の習得し、持続可能な社会の構築に向けて教育を行ってきました。また、それらの実践を通じて持続可能な社会の実現に貢献しています。

3. 岐阜県立国際アカデミーがSDGs達成に向けて進める3つの方針

岐阜県立国際園芸アカデミーは、3つの方針を立て、このSDGsを達成していきます。

第一は、「花と緑」の教育を通じて、幅広い専門的知識と創造的な技能、優れた経営感覚を身に付け、SDGs達成に向けて、その知識と技能を活用してこれからの持続可能な社会の構築に向けて活躍する人材の育成を行うことです。

第二に、社会における課題探求と問題解決の能力を修得し、SDGs 達成に向けた実践活動を岐阜県内外で行い、地域の環境改善活動に寄与することです。

第三に、学校運営や組織管理において、人材の多様性の尊重、環境負荷を低減するキャンパス運営を行い、幅広い分野でSDGsを達成します。

教育を通じて人材の育成と課題解決方法の提供

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 平和と公正をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう

花や緑の持つ力を最大限に活用して、経済、福祉、教育、産業、街づくり、環境、芸術など様々な分野をつなぐ包摂的な専門分野である「花き園芸・造園緑化」の学びの実践を通じて、持続可能な社会の実現に向けて職業園芸人となる人材を育成していきます。
世界規模の気候変動や頻発する大規模な水害や土砂災害、エネルギー問題、廃プラスチック問題、貧富格差の拡大、超高齢化社会などの課題の解決に向けて、花き園芸や造園緑化の実践技術を通じた解決方法を提供します。
また、岐阜という地域に根ざした取り組みから、分野横断的・国際的なプロジェクトに至るまで、多様な主体とのパートナーシップを通じて、SDGs達成に向け自ら実践します。

地域の課題に応じた環境改善活動への貢献

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 平和と公正をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう

様々な地域課題を抽出し、産官学が連携し地域住民が中心となる環境改善活動への貢献を推進します。
持続可能な社会の構築に向けて、岐阜県内外との連携を深め、花と緑に係る学際的な知の拠点として先導的な活動を行います。

多様性を尊重し、環境負荷を低減するキャンパス運営

  • 貧困をなくそう
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • パートナーシップで目標を達成しよう

学内でSDGs推進体制を確立し、環境負荷の低減、環境資源の循環的利用、人材の多様性を重視します。モデル的な取り組みを推進するために様々な取り組みを教職員や学生との連携のもとに行います。