寄せ植え華道協会では、花づくりや花かざりの技術を学びたい方を対象とした講座を開催しており、その中の「正師範講座」を、本校の吉田久美子准教授が担当しました。

まず、午前中は、世界の一大花き生産国であるオランダの花の歴史を絵画を通して学びます。

講義では、はじめにオランダの地形的な特徴など国としての概要が説明されます。そして、フェルメールやゴッホやなどなど、誰もが知る世界的な画家の作品の数々を題材に、フラワーデザインの歴史と変遷、花き産業発展の歴史について解説していきます。

受講者からは、「今まで聞いたことのない目線で教えてもらえたのが勉強になった。」「ヨーロッパの花歴史、特に世界最大規模の市場のあるオランダには興味がありました。分かりやすい説明で楽しかったです。」という感想をいただきました。

 

 

 

 

午後からは、多肉植物の寄せ植え講座です。

オアシスを使ったリースづくりと、実際の寄せ植えの2種類を体験します。講師から、多肉植物の扱いの特徴や、寄せ植えのポイントが紹介された後、受講者はそれぞれの作品作りに取り掛かります。正師範講座だけあり、皆さんの腕前とセンスは素晴らしく、バランスや配置を意識した作品の数々が仕上がりました。

 

 

 

 

なお、この講座には、本校の学生も勉強を兼ねてアシスタントで参加し、受講生のお手伝いをしてくれました。

受講された皆さん、一日お疲れ様でした。

アンケート集計結果