実務者向け講座
園芸福祉サポーター フォローアップ講座③
朝晩はまだまだ寒い日が続きますが、日中は春らしい陽気が続いています。キャンパスの梅の花も開花がすすみ、春を感じる日も増えてきましたね🌸
2月28日、第3回園芸福祉サポーターフォローアップ講座を開講しました。
今年度最後のフォローアップ講座ということで、はじめに県内の各支部から今年度の活動内容について報告が行われました。
どの支部も、小中学校や児童館、病院など、地域と連携しながら園芸福祉の活動を展開していることが伝わる報告ばかりです。また、お互いの活動内容を報告しあうことは、新しい発見にもつながり、来年度の活動のヒントを得た支部もあったようです。
続いて、本校の相田教授から「三重県における園芸福祉活動~園芸福祉と農福祉連携~」というタイトルのもと講義が行われました。園芸福祉に取り組む三重県内の施設の事例などから、岐阜県でも活かせるポイントなどについて具体的な説明がされました。
最後に、セッションとして、「ローズマリーリース」を制作しますが、条件として「右手が使えないクライアントとリースを作る。」という条件がつきます。
参加者は、2人1組となり、「クライアント役」と「セラピスト役」を行います。クライアント役は右手が使えない不便さや、使える左手や口を使うなど工夫を凝らし、セラピスト役はどこまで支援するのかを考えたり・・・制限のある中でリースを仕上げることの難しさとコツを感じることができる体験だったようです。
来年度も引き続き、サポーターの皆さんの活動に直結するような講座を継続していきます。