皆さん、「リカレント教育」や「リスキリング」という言葉をご存じですか？

今、世間では「社会人の学び直し」が注目されています。

本校では、学校教育等の見直しのため、学校を卒業した学生たちへアンケート調査を行っており、

その中で「学び直したいこと」についても尋ねています。

「花と緑のおさらい講座」は、業界で活躍する卒業生の「学び直したい！」という声に応える形で昨年誕生しました。

 

今回は、アンケートの学び直したいこととして回答の多かった「土壌」をテーマに、

花き生産コースの臼田教授が教鞭をとりました。

 

土のはたらきは、大きく「物理性」「化学性」「生物性」の３つの性質に分けられます。

まず、これらの性質のバランスを良くすることが、良い土をつくる条件であることを説明しました。

そして、それぞれの性質の詳細について説明していきました。

説明の中で、今活用している資源が有限であり、今後枯渇する恐れがあることや、

これまでに農業が原因でおこった環境問題なども紹介しました。

 

受講者の方からは、「基礎的な知識の解説がわかりやすかった。」

「土壌について多面的に考えることができた」と嬉しいお言葉をいただくことができました。

 

働き始めると、学びの機会や時間を確保するのは難しいかもしれません。

本校のおさらい講座は、働いている方でも参加していただきやすいよう、平日の夜間に開催しています。

今年度のおさらい講座はあと３回。　次回も皆さんのご参加をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

アンケート結果