５月１２日から１６日にかけて、海外視察研修のためシンガポールへ渡航しました。コロナ禍により５年ぶりの海外での研修となります。主な視察先は、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、シンガポール植物園、グリノロジー社、マーライオン公園などで視察研修を行いました。初海外の学生も多く、異文化に触れてどのように感じたのでしょうか。

　本研修は、海外の園芸や造園について学ぶだけではなく、異文化に触れることにより、視野が広がったり、柔軟性が身についたり、日本についての理解が深まったり、将来、外国人と働く際に円滑に仕事ができたりすることなどの効果を期待しています。自分とは違う文化や習慣、考え方、価値観などを受け入れる異文化理解は、外国人との円滑なコミュニケーション能力を必要とするグローバル化社会の中で今後ますます必須な能力になるでしょう。日本では常識と考えていたことが、海外では常識ではなかったということはよくあることです。今までとは全く違うものの見方ができるようになるかもしれません。視野が広がれば、考え方に柔軟性が身についていくでしょう。また、海外を知ることにより日本の文化を改めて見直すきっかけになるかもしれません。様々な刺激をたくさん受けてきたことと思います。この経験を今後の学習や就職後の仕事にも活かせることを期待しています。