9月10日
岐阜県内に7校ある農業関係高等学校の2年生を対象とした「緑の学園」を、
岐阜県農業関係高等学校校長会及び岐阜県農業大学校との共催で開催しました。
異なる高校の同年代の仲間と交流し、農業への関心・意欲を高め、
未来の農業を担う人材を育成することを目的に毎年実施しています。
今年も34名が、参加してくれました。
午前中は、岐阜県農業大学校と本校の授業体験として、
野菜・果樹・畜産・花き・造園の5つの授業から、それぞれ2授業を選んで体験してもらいました。
花きの授業では、温室で栽培しているガーベラを収穫し、花束制作を行いました。
造園では、四ツ目垣の制作体験を行いました。
どちらの授業も花き装飾コースの学生がサポートしてくれたので、
高校生たちはスムーズに制作することが出来たようです。
午後は、若手農業者(農業大学校卒業生2名と本校卒業生1名)と語る会を行いました。
本校18期生の雇用就農2年目の渡邉陽司氏が花き生産現場からの視点で、
これまでの歩みと今後の展望を講演をしてくださいました。
語る会の後、3グループに分かれて分科会として、
「私がやってみたい農業」について若手農業者の助言をもらいながら生徒同士で夢や悩みを話し合いました。
花き・造園グループでは、高校生から『農業の担い手不足についてどう思われます?』など鋭い質問も出ました!
渡辺氏は『農業は努力に対してすぐ報われる状況でもあります。独立もしやすいし、チャンスだと思ってます。』
などと、丁寧に答えてくださいました。
高校生のみなさんにとって、農業への興味がますます深まった1日だったようです。
(YOSHIDA)