植物生理学 ~花の老化~ & フラワーデザイン実習Ⅰ~水あげ~
『フラワーデザイン実習Ⅰ』で花束を制作する技術を習得する前に
7月9日に『植物生理学』で切り花がどのように老化していくの仕組みを知り、
花を収穫してから集荷までを生産者の視点で処理方法を学びました。
この方法を業界では前処理と呼ばれてます。
翌日10日の『フラワーデザイン実習Ⅰ』では生花店では市場から仕入れた花を生花店が
後処理と呼ばれている方法でどのように水あげをしているかを学び、いくつかの方法を実践してみました。
すべての切花が同じ処理方法ではありません。また同じ切花でも季節や品種によっても異なります。
長く楽しめる切花は人気があります。
処理方法によって花の寿命を延ばすことが出来るので、前処理と後処理はとても大事なことです。
ハス専用のポンプを使用して水あげ タカノハススキは切り口をお湯につけた後、酢に付けて水に入れる
多様な水あげ方法を学んだ後に、サカキを収穫し、まず仏花を制作しました。
水あげをした後、花束を制作しました。
制作した花束が各自持ち帰り、「延命材」を花瓶に入れ、毎日「切り戻し」をして長く飾ってください。