測量・製図実習Ⅱ 設計図の着彩実習
この科目では、測量の他に製図系の実務に向けた実習として、植物の図面表現やスケッチの描き方、プレゼンテーション図面の作成に取り組んだ後、実際に個人邸のエクステリア計画のスタディに進んでいく予定です。前期の「測量・製図実習Ⅰ」は、1年生全員必修でしたが、レベルアップした後期は造園緑化コースの専攻生6名が選択しています。とても集中する90分2コマです。楽しく、充実しています。教える私も、一人一人がちょっとしたことに気づくとぐんぐん巧くなっていくのをみているのが本当に面白い科目です。
さて今日は、庭園設計図を使った着彩練習の2回目。プランをより効果的にプレゼンテーションするための図面の着彩技法の基礎を学びます。前回までは、庭園計画のプレゼンテーション図面を使って、色鉛筆での着彩のポイントを実習してきましたが、今回はマーカーの使い方に挑戦です。
色の組み合わせ方や塗り方にもツールの違いによってコツがありますし、樹木だからといって緑色に塗ればOKというわけでもありません。例えば、秋になって紅葉が美しいことが重要なアピールポイントである場合には、その樹木を赤や黄色など紅葉を意識した色遣いで決めたりします。「園芸色彩学」も開講しています。色の扱いに強くなってください!!