教員ブログ

園芸色彩学

著者:井上守

12月3,4日に園芸色彩学が行われました。

講師の荏原先生は全国でも珍しい園芸専門のカラーコーディネーターです。荏原先生は全国の花の生産者に対して、カラーコーディネーターとして商品開発のアドバイスをされています。また、先日フラワーコーチング(花を使ったカウンセリング)をオンラインで始めたことが新聞で紹介されていました(7月26日 中日新聞)。

このように実際の現場で活躍する先生から、直接学ぶ事ができるとあって、学生に人気の講義です。

最初は色彩環など基本的知識を学んだ後、自分のパーソナルカラーを見つけます。これは、自分の先入観を外し、人に見てもらうことで自分に合った色を見つけてます。

自分に合った色は?

 

次に、植物に合った鉢の色を見つけてていきます。これには、まずその植物にどのよううな色が含まれているか、カラーチャートを使って調べてます。

キンギョソウの鉢物の色を徹底分析

 

植物に含まれている色がわかったなら、今度は似合う鉢の色を学んだ理論で提案していきます。これには好みもあるので、提案した色が合っているかプレゼンをして他の人の意見を聞きます。そうすることで、植物の魅力を最高に引き出す色を見つけ出し商品提案につなげていきます。

プレゼンで意見を聞きます。