ようやく冬の寒さが緩み、本学にも少しずつ春の気配が感じられるようになりました。

本日は、寄せ植え華道協会の依頼をうけ、フォローアップ講座を開講しましたところ、県内外各地から足を運んでいただきました。

寄せ植え華道は、古来からの華道・和の文化・欧米の文化を融合させ、生活空間を装飾するものを指し、植物の特性、色彩などの知識も必要とします。本日の講座では、寄せ植え後の「育てる・管理する」という視点を一日の講座でお伝えしました。

午前は、織部の大鉢に植栽されている植物と、講師が敢えて選定した「暴れた苗」をどう植えていくのか、いくつもハードルを越えながら作品を制作しました。午後は各自が用意した鉢を使った寄せ植えに加え、学校内ツアーと盛りだくさんな内容となりましたが、受講者の方は興味深そうに取り組まれ「アカデミーでの講座をもっと増やしてほしい」と嬉しい感想までいただくことができました。

また、花き装飾コースの学生４名がアシスタントとして参加し、初めてお会いする受講者の方と意思疎通を図りながら、お手伝いをしました。

学生は、「一緒に作り上げた織部鉢は、しっかり管理させていただく」と約束しましたね。ご参加いただいた皆様には、花盛りとなる頃にぜひ見学にいらしてください。ありがとうございました。

寄せ植え華道講座