本当に梅雨明けしているのかと思うようなグズグズした天気が続いています☔

ジメジメと蒸し暑い中、本校の生涯学習の人気講座である種子植物の育て方講座を開催し、大勢の方に参加いただきました。

この講座では、パンジーやビオラなどの種を実際に播きながら、花苗づくりの基本を学びます。また、ローズマリーの挿し木を通して、植物の殖やし方のコツも学ぶ内容になっています。

はじめに、本校の前田准教授より、種がスムーズに発芽し、順調に根を伸ばすためのおさえるべき「ポイント」について細かく説明されました。また、繁殖方法の１つ、挿し木をする上での手順や挿し木後の管理の仕方について紹介がされました。

花や野菜の種まきや挿し木は、我流でされる方が多いですが、こうした「ポイント」をおさえていないと、成功率が著しく悪くなるため、非常に大切であることを知っていただけたかと思います。

その後、参加者の皆さんが好みの品種を選択し、講師の指導のもとで実際に種まき作業を行いました。ゴマ粒よりも小さい種のため、みなさん悪戦苦闘しながらも、丁寧に作業を行っていました。また、ローズマリーの挿し穂の調整と、実際に培土への挿し木も体験されました。

参加者からは、「種が小さく大変でしたが、上手に発芽することを願っています。」という声をいただきました。今回まいた種は、1か月ほど本校で管理し、９月2日の第２回の講座の際に、皆さんに鉢上げ作業を体験していただく予定です。皆さんのまいた種がしっかり発芽しているか・・・楽しみにお越しください🌸

種子植物の育て方講座（1回目）