国民一人ひとりが緑の大切さを認識し、守り、楽しむための知識を深める等、都市緑化の知識の普及や意識の向上を図ることを目的として、昭和58（1983）年から毎年全国各地で開催されている国内最大級の花と緑の祭典「全国都市緑化フェア」が令和７年度春に初めて岐阜県で開催されます。

これを契機として花・緑の活動を県内各地に広げていくため、花・緑に関する知識や技術を持ち、活動をリードしていだだく「ぎふグリーン・ライフ推進員」を養成、登録する取り組みを「第42回全国都市緑化ぎふフェア実行委員会事務局」が企画し、岐阜県立国際園芸アカデミーの教員や関係者が講師を務めることになりました。

第１回は初めに都市公園課から「ぎふグリーン・ライフ推進員」に関する説明があり、その後「花壇の植栽計画」と題して相田教授が、花壇の基礎的な知識や植栽計画の考え方について講義を行いました。

普段何気なく目にしている花壇にも、植物の適期や色、高さ等様々な事を考えてデザインする努力や知識がたくさん詰まっています。

その後、いくつかのグループに分かれて花壇の白紙図面に「来年の春」を想定した花壇のデザインを考えるワークショップを行いました。

皆さんは、色の組み合わせやコンセプト、来訪した人にどのように見せるか等をそれぞれ相談し、限られた時間の中で知識とアイデアを集結させた会心の一作品を考えて図面に書き込んでいました。

完成したデザインは最後に他のグループの方の前で発表し、それぞれがどのような考えでデザインしたかについて共有しました。

皆さんの個性が光る花壇デザインはどれも素敵だと思いました。

次回は「花壇苗作り」です。この調子で更なる知識を増やしていきましょう♪

アンケート結果