専門講座(一般向け講座)
園芸福祉でしあわせづくり ~レイズドベッドに苗を植栽しよう~
少しだけ涼しくなったものの、まだ暑さを感じる9月24日、生涯学習講座「園芸福祉でしあわせづくり~レイズドベッドに苗を植栽しよう~」を開講しました。
皆様は「レイズドベッド」というものをご存じでしょうか?「高床式花壇」や「立ち上がり花壇」とも呼ばれ、通常の花壇に比べて植える場所が高く作られた花壇です。身長など1人ひとりの特徴に合わせて、いくつかの高さが異なる花壇が併設されており、身体に障がいのある方や高齢者、子供など、誰でも楽しく一緒に園芸活動をすることができることから、園芸福祉活動で活用されています。
今回は本校の相田教授が、ぎふワールド・ローズガーデンと本校に設置されているレイズドベッドを例に、園芸福祉の基礎、レイズドベッドの魅力について解説しました。
座学の後は、実際に本校に設置されているレイズドベッドに植栽を行い、植物を植える際のポイントを学んでいただきました。フラワーアレンジメントと同様に、花壇にも全方向から見せたい場合と特定の方向からのみ見せたい場合で植物の配置を工夫するとキレイなまとまりが生まれます。
今回は秋にぴったりな赤色をメインに、風に揺れるグラス類を取り入れて動きのある花壇を作りました。
実習後の質問コーナーでは、植物の水やりなど管理方法についてのさまざまな質問で大変盛り上がりました。
今後も皆様により園芸を楽しんでいただけるような講座を企画していきます。