10月９日（水）に、第２回目の花と緑のおさらい講座を開講しました。

今回は、「植物生理編」と題して、本校の花き生産コースの前田准教授が解説しました。

最初に花き生産コースの取り組みに関して簡単な説明があった後、本題に入りました。植物の構造と役割、蒸散と吸水の適度なバランス感覚と蒸散を活発にする方法、葉の変色の原因など、植物を栽培する上で大切な基礎的な部分を深堀しながら解説しました。

後半は花の育種に関する解説がありました。育種と一言で言ってもその方法は様々で、植物に合った手法を取ることになります。また、育種には何年もの時間がかかるそうです。普段何気なく目にしている美しい花の新品種は、育種を行っている生産者さんの忍耐と努力の結晶であると考えると、品種への感謝や、大切にしたい気持ちが強くなりますね。

今回の講座で得られた知識が、皆様の今後に役立つことを願っております。

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