実務者向け講座
今を知る「公園緑地政策の最新の動き」 ~気候変動対策、生物多様性確保への対応~
10月2日木曜日に、生涯学習講座「今を知る「公園緑地政策の最新の動き」 ~気候変動対策、生物多様性確保への対応~」を開講しました。
今回の講師は本校の古澤顧問が務めました。公園の機能がどのような経緯で追加されてきたのか解説し、その後今年度実施してきた「緑の研修会シリーズ」の内容を交えながら近年の公園緑地政策について講義を行いました。
「公園の機能」は「休養・休息、レクリエーションの場」だけではなく、公園があることで市街地の密度を下げ、衛生・環境を守る役割や、災害が起こった際の延焼防止・避難場所としての役割、文化・歴史を守り、無秩序な市街地化を防ぐ役割などがあります。普段身近に感じる公園ですが、様々な視点からの役割を認識することによって、より公園の必要性を感じる解説だったと思いました。
後半は、令和6年に改正された都市緑地法をベースに、公園緑地に関する政策によってどのような動きがあるのか解説がありました。優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)に認定されている計画の例について紹介がありましたが、今後の参考として実際に見に行ってみたいですね!
今後も皆さんの参考になる講座を開催していきたいです。



