開学以来の目標である海外で活躍できる人材育成の第１号として、上級マイスター科一期生の田中修一君の活躍の様子を紹介します。彼は卒業後、名古屋の民間企業で5年間、造園関係の仕事を経験し、2年前に中国に渡りました。最初に浙江大学で中国語を学び、その後、現在の虹越花卉有限公司の造園部に勤務し、学んだ技術と知識を活かして個人邸の庭や企業の屋上庭園などの設計・施工の仕事を行っています。勤務している会社は浙江省海寧市を拠点として、上海から杭州にかけて10ケ所のガーデンセンターを運営し、花卉の総合種苗会社として急成長している企業です。最近の中国人の日本的な庭の制作への需要に応えるべく頑張っています。彼は当校在学中にインターンシップで中国に行っており、その頃からの念願を果たしたことになります。今回、中国を訪ね、彼が中国語を話しながら働いている姿を見るにつけ頼もしく感じられました。

虹越花卉有限公司本社ビル前にて　　　本社ビル内デスク前にて

個人邸の庭 施工現場（前庭）　　　　　 個人邸の庭 施工現場（裏庭）