さまざまな農薬希釈に挑戦!
6月6日、農薬や肥料を適正に使用する第一歩として、農薬の希釈実習が行いました。この実習は用意された8種類の農薬や化成肥料について、指示書に従い正しい適量を算出するものです。指示書には、「バラの防除に使う。薬剤を30ℓ作りたい。原液はどれだけ必要か?」「カスミソウのハダニを駆除したい。畑の面積は200㎡、原液と水はそれぞれどれだけ必要か?」などと、具体的に品目名や散布面積などが示されています。学生は農薬の説明書を読み、該当する品目を確認して適正量を導き出していきます。
農薬の説明書はそれぞれ、微妙に形式が違い、簡単にパターンを覚えればいいものではありません。用意された8種類の農薬の中には、簡単な比例計算で済むもののあれば、例外的な対応を必要とされるもの、対象品目を考えなければならないなど、いろいろ自分で考えて判断する事が求められる場合も含まれています。今年の学生は果たして適正量にたどり着けるか?