教員ブログ

オープンガーデン見学

卒業研究・卒業制作Ⅱで制作する小庭園の設計の参考にするため、11月8日(金)に岐阜県内の2つのオープンガーデンを見学しました。
まずは美濃加茂市にある庭園。水田や畑地、背後の裏山の雑木林といった環境を十分に生かした広い敷地のこの庭園は、約15年前から庭園主自ら作り上げたものです。プローチまでの園路形状と植栽、ビスタ(通景線)とアーチの関係、目隠しとなる常緑樹と落葉樹の植栽などが小庭園の設計の参考となりました。
次に可児市にある庭園。樹木の間からさまざまな種類の草花が咲きだすこの庭園は、個人で園芸店を営む庭園主ならではの雰囲気です。庭園内の小さな高低差(アンジュレーション)のある園路、株立ちを利用することにより、高木の剪定を軽減させる工夫など小庭園設計の参考となりました。
学生の皆さんは、オープンガーデンを見学して設計のよいアイディアが浮かんだでしょうか。

 

球形のオブジェと球形に刈り込まれたイヌツゲが美しい

球形のオブジェと球形に刈り込まれたイヌツゲが美しい

庭園の随所に置かれたオブジェの使い方が素敵

庭園の随所に置かれたオブジェの使い方が素敵