夏休み前に、『知る人ぞ知るプロ中のプロ』ギャザリングの創始者である青木英郎先生に来校いただき、講習を受けました。
ギャザリングについては、最近になり多くの雑誌に取り上げられ、長期間の特集が組まれるなど、注目度が上がっています。

青木先生によるギャザリングの直接指導

また、青木先生は歯に衣を着せぬ毒舌でも有名ですが、私の理解するところ、先生が「職業として成立するフラワーデザイン」に特別に厳しいこだわりをもっておられるため、そのような評判がたっただけで、普段はお優しい方と思っております。

さて、講習会ですが、学生がびっくりしないように毒舌については事前説明をしておいたのですが、当日に先生が１３人のもお弟子さんを連れてこられ、やはり度肝を抜かれました。
講習では、学生は目を輝かせ、技術を吸収しようとしていました。作成したギャザリングは、室内用のものを学長室へ、野外用を玄関前に飾りました。

学長室に飾りました

玄関前に飾られた屋外用のギャザリング

今までアカデミーで学んできた事は、「植物を健康的に育てる」考え方が基本でした。
ギャザリングは、それとは大きく違う考え方でした。青木先生曰く「植物には負荷がかかる密植をしてでも、デザイン的に美しくする。植物を競争させてこそ、美しく咲く」。

どちらの考えが正しいか？そんなことはどうでもいいのです。学生自身が自分の感性に従って、今後成長していけばいいのです。

講習の最後に全員で記念写真