教員ブログ

礼儀作法、言葉遣いを学んでインターンシップへ!(授業『キャリアデザインⅠ』)

授業『キャリアデザインⅠ』の中で、マイスター科1年生へ″社会人デビュー”前に習得しておきたい基本的な礼儀作法や言葉遣いなどを学ぶ授業を毎年行っています。
 
 この講座は岐阜県内外の多くの企業や教育機関で研修・授業を担当されている、オフィス成旺代表の伊藤享子先生にお願いしており、学生は敬語の基本知識から正しい挨拶方法の講義や、苦手意識を持っている者も決して少なくはない“相手に失礼のない電話の受け方やかけ方”のロールプレイ演習など、今後さまざまな状況で求められる「大人のコミュニケーション」を学びました。
 
 今から20年以上も前のこと、私(佐藤教員)が新卒として就職した民間企業で最初に与えらえた職務の一つは″電話番”だった記憶があります。もちろんこのような授業を大学等で受講する機会もなく(キャリア教育という概念が、教育機関の正規科目として実際に具体化され実行されるようになったのはここ10年程のことでしょう)、見様見真似、叱られながら試行錯誤して顧客や取引先とのコミュニケーションの取り方を習得して行った記憶があります。
 昔と時代が違うとはいえ「今の学生は恵まれているなぁ」と思います。
 
 1年生は今月7日から2週間ほどのインターンシップへ取り組みます。この授業で学んだことを活かし、一つでも多くの“貴重な体験”を得て笑顔で帰ってきて欲しいものです。
 

講師の伊藤享子先生です。

正しい言葉遣いや挨拶の方法、私たち大人でも「知らない」「知っていても実践できない」ことの多さを毎年痛感させられます。


 
美しい”お辞儀”の練習

先日のラグビーWCでも話題になった“お辞儀”。ただするのでなく、相手に対する尊敬や感謝の気持ちを“態度”で表すことの大切さを学んでいます。


 
電話を使ったコミュニケーション

メールやSNSを介したコミュニケーションが全盛とは言え、ビジネスの世界では今も電話でのコミュニケーションは重要な位置を占めています。慣れていない学生には貴重な練習の機会です。