教員ブログ

造園学概論見学会

造園学概論の授業では造園とは何か?といった造園の全体像を理解する概論と、日本や海外の庭園の歴史やその構成について学生は学びます。その理解を深めるため9月16日(水)に虎渓山永保寺、揚輝荘、千種文化小劇場を見学しました。それぞれ鎌倉時代、大正から昭和初期、現代に造られた造園空間で、それぞれ性質が違います。虎渓山永保寺は夢想国師の作、禅の修行のために造られた庭で典型的な文化財庭園です。また、揚輝荘はデパートの松坂屋の初代社長15代伊藤次郎左衛門祐民の別荘です。そして、千種文化小劇場は建物の南側と東側の2面を壁面緑化し10年以上経った今も緑を保つ好事例です。楽しさのあまりテンションの高い学生(!)もおりましたが、古今東西、造園空間は喜び愉しみの場所。十二分に造園空間を味わってもらったと思います。

永保寺写真

永保寺写真

千種文化小劇場

千種文化小劇場