教員ブログ

商品動向リサーチⅠ

著者:井上 守

10月13日 商品動向リサーチⅠの花木センターでの実習が行われした。

この授業は、日本で取り扱われていれる園芸植物約1600属のうち、秋冬時期(9月~3月)の取り扱い金額上位200品目について、学名、科名、原産地、管理方法、特徴を学習するものです。(期末には確認試験があります)

最初に学生にはこの200品目のリストが渡されます。そして、この日は地域最大のガーデンセンターである日本ライン花木センター(岐阜県可児市)に出向き、リストにある植物の写真を撮ります。そして、この撮影した植物画像に学名、科名、原産地、管理方法、一言コメントをくっつけて、オリジナルの植物データベースを仕上げます。

 

 

 

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この撮影会は来年3月までにあと2回予定されていて、季節ごとの植物をタイムリーに学習できます。

また、一般に植物の呼称は和名、学名、英名、品種名、俗名などが錯綜しており、小売店、ガーデンセンターなどの現場において、植物名を正しく扱うことは複雑で難しいと感じている職員(社員)が少なくありません。そこで、この授業では一つの属にいろな種類が錯綜している事例では、200品目にこだわらず、特別に資料を作って解説をしています。

今回はフィカスについて整理しました。

 

今回、ベスト200のリストから漏れてしまったフィカス ベンガレンシスとアルテシマですが、とても人気のある観葉植物です。このようにリストにこだわることなく幅広く、学んでいきます。