「tomoniつながる和綿プロジェクト」で和綿づくり
「tomoniつながる和綿プロジェクト」は、和綿を栽培し、収穫、製糸、布、洋服などの製品にするまで、さまざま人々が関わり、つながることを目的としたプロジェクトです。岐阜県立国際園芸アカデミーは「tomoniつながる和綿プロジェクト推進チームメンバー」のうちアソシエイツメンバーになっていることから、今年から和綿の栽培を始めました。
この「tomoniつながる和綿プロジェクト」は、以下のような栽培基準があります。
1.化学農薬や化学肥料を使わずに栽培をお願いします。
2. 3年間、化学農薬や化学肥料を使用していない畑、もしくは有機の土を使った鉢・プランターにて栽培をお願いします。
3.お渡しする種以外の綿を近くで育てると、交配してしまうので一緒に育てないようにお願いします。
本学の屋上緑化実習園は2004年の開学から17年間、化学農薬や化学肥料を使わずに植物を栽培しているので、これら条件にピッタリです。
学生3名と5月10日に種まきをしました。あらかじめ石灰を撒いておいた土を掘り、ぼかし肥(米ぬか、油粕、魚粉を発酵させたもの)を入れ、畝だてをし、種を播きました。畝だてするのは初めてという学生2名もなんとか畝をつくりました。