教員ブログ

POSレジの可能性

著者:井上守

6月10日 生産流通実習ⅠでPOSシステムの概要とPOSデータを使った簡単なデータ処理を学習しました。POSとは「Point of sale」の略で、POSシステムは販売時点管理といわれています。

今や産業界において、POSシステムの活用は情報化社会においては必須の課題となっています。生産流通実習では花産業におけるPOSシステムの活用について学びました。
お花屋さんの業界では、つい最近までPOSシステムを導入すれば、業務効率や生産性が上がる事がわかっているものの、以下の理由でPOSシステムの導入が進みませんでした。
①高額な導入費用
②日々商品価値が劣化する花の在庫管理の難しさ
③小ロット多品目の花の商品構成による煩雑さ
④パソコン操作に不慣れ

しかし、最近になり

①スマートフォンの普及(端末の普及により、デジタル化がより親しみやすくなり、手間なく花の情報管理ができるようになった)
②ソフトのクラウド化(優秀なソフトの開発によりパソコン・レジスターなど高価な機材を買う必要がなくなった)

により、一気に普及が進んでいます。

スマホやタブレットで簡単に機能するようになったPOSシステム

スマホによる管理画面

 

POSデータを利用した商品管理として主に、
1)お客様の購入情報を分析するマーケットバスケット分析
2)商品の売れ筋を解析するABC分析
3)従業員の作業を見直すABCマネジメント

がありますが、この日は実際のコンビニのPOSデータを用いてコンビニおにぎりのABC分析を行いました。

ABC分析の結果