教員ブログ

岐阜大学の農場を視察しました。

著者:USUDA

4月5日

花き生産コース新2年生4名と教員で、本校の非常勤講師を務めていただいている岐阜大学応用生物科学部嶋津教授を訪問し、簡易式パッドアンドファンの視察を行いました。
パッドアンドファンは夏季の高温対策のための気化熱を利用した冷房システムで、数百万円の設備費が必要とされ温室新設時でなければ設置が難しいとされていました。

しかし、この簡易式のパッドアンドファンは、小さなパイプハウスでも後付けで設置可能で、製作費用も安い機器として開発されました。
昨年12月の嶋津教授の講義でこの技術を紹介いただいた事で学生が関心を持ち、本校でも製作するため機器の仕組みと効果を視察で学びました。本校で7月出荷を行っているトルコギキョウで効果の実証を計画しています。

嶋津教授

簡易式パッドアンドファン

気化熱で冷却された空気が出るダクト

気温、飽差等の環境データの見学