教員ブログ

卒業生の講義その2 授業『キャリアデザインⅠ』

(執筆:佐藤)

20日の授業『キャリアデザインⅠ』は17日の高木雄基さん同様、本校卒業生の安保有美さんに授業を行っていただきました。

安保さんはマイスター科の2期生、現在は地元の岐阜県中津川市で家業の花き生産と園芸店を営む傍ら、フローリストとしても活躍されています。

安保さんの話のキーワードは『心(こころ)』、ご自身が経験を通して学んだ「自分自身の心のとらえ方を変えてみることは自分自身が楽になる方法なんだ、と感じます。自分の心次第で状況を変えられる」ということを学生へ語りかけてくれました。

「働く時に感じる苦労や辛さをどう受け止めて対応すればよいのか」、心(こころ)の在り方を学ばせる、また学校の授業で取り上げるのはとても難度の高いことですが、安保さんの実体験を交えた話はしっかり学生の心(こころ)に響いていました。

17日の高木雄基さんは『幸福』、20日の安保有美さんは『心(こころ)』、卒業生お二人とも技能(スキル)の話ではなく思考(マインド)の話になっていることに学生は気付いて欲しいと担当教員として願っています。