授業『キャリアデザインⅡ』
22日の授業では、卒業後の生活に必要な支出額と、それを賄うために必要な収入額を考えてもらいました。
若年単身者の平均的な生活支出額は『家計調査』(総務省統計局HPで閲覧可能)データから取り出し、学生に想像させた額と実際の額の比較を通して「稼得することと消費すること」を学びます。
ひとりで生活するために必要な金額は?非消費支出とは?それはどの程度徴収されるのか?
結局、どの程度の金額の給与を得れば自らの「健康で文化的な最低限度の」生活を維持できるのか。
本格的な就職活動を目前に控えた今だからこそ考え学ばなければならないことです。
2022年度から既に高校でも金融教育が行われています。その目的は経済的な自立を促すことであり、そのために必要なのは「家計における収支を成り立たせる」こと、「入るを量りて出ずるを制す」ことです。
今回の授業を通して、卒業後のリアルな生活に思いを馳せて欲しいと考えています。