岐阜県立の専門学校である国際園芸アカデミー、国際たくみアカデミー、森林文化アカデミー、そして大学院大学である情報科学大学院大学(IAMAS)の4校が連携するアートイベント「アートまるケット」が開催されました。第3回のテーマは「ツナがり ツナがる ツナがれば」。学校同士はもとより、障がいなどのハンディキャップのあるなしにかかわらず、すべての人が「ツナがり」を持ちます。
国際園芸アカデミーのプロジェクトは可茂特別支援学校の生徒と共に花苗と植木鉢を作り、岐阜県美術館で植え替えをおこなうもの。6月26日に種播き(ダイアンサス)、7月14日に鉢上げをおこない、また、両日とも人の形をしたクッキー型でくり抜いた粘土を植木鉢の上部に貼り付けた「人型文様付き植木鉢」(岐阜県美術館長・日比野克彦ディレクション)の制作もしました。8月22日には一般参加の方々やNPO法人岐阜県園芸福祉協会岐阜支部のサポートも得て、植え替えのワークショップを開催いたしました。
完成した花鉢は美術館庭園の川の流れに設置された焼き杉船形プランターボックス(国際たくみアカデミーの担当)に収められ、展示されています。
展覧会期は2017年8月25日から11月3日まで。ぜひともご来館ください。