2023年の前半は引き続きコロナ禍の様々な影響が残る中での毎日でした。そのような状況下でありましたが、3月には20名の卒業生を社会に送り出すことができ、今では各方面で活躍してくれています。

4月には22名の新入生を迎えるとともに、フランスからの海外インターン生が2週間ではありましたが共に学び学生や教職員一同いい刺激を受けました。

5月は4年連続で海外視察研修が叶わず国内視察に切り替え、7日間の北海道視察ではありましたが、学生には得るものが多かったのではないかと感じています。

6月の「なんじゃ祭」では学生会もキッチンカーなど新たな取組みを加えて、地域の方々をはじめ多くの方々と共に楽しい時間を過ごすことができました。何よりも多くの卒業生が来校してくれて嬉しい限りです。

7月から11月までは国家資格の技能検定試験やインターンシップ、技能五輪全国大会出場など、多くの支援をいただく中で学生は全力を尽くしてくれました。

1年を通して、学生は、関ヶ原古戦場でのフジバカマ植栽や花いけバトルの運営補助やぎふWRGの維持管理活動などボランティアへの積極的な参加があり、将来の社会貢献活動に繋がっていくことを期待してます。

教職員は、花と緑の連携授業や生涯学習講座、自治体や企業との連携事業など学外での活動に展開の拡がりが見られ、開かれた学校であるとともに学外との繋がりを大事にする学校であるよう、今後も継続的に一層積極的に取り組んでまいります。

学生を支えていただいておりますご家族や学校関係者の皆様、関係企業•団体の皆様、連携協力協定先の自治体•企業様など、この一年大変お世話になり心より感謝申し上げます。

来年は開学20周年の節目になりますが、引き続き本学へのご理解とご支援をお願い申し上げます。

令和5年12月28日　岐阜県立国際園芸アカデミー　学長　今西良共