9月9日
岐阜県内に7校ある農業関係高等学校の2年生を対象とした「緑の学園」を、
岐阜県農業関係高等学校校長会及び岐阜県農業大学校との共催で開催しました。
同年代の仲間と交流し、農業への関心・意欲を高め、未来の農業を担う人材を育成することを目的に
毎年実施しています。
31名が参加してくれました。
午前中は、岐阜県農業大学校と本校の授業体験として、
野菜・果樹・畜産・花き・造園の5つの授業から、それぞれ2授業を選んで体験してもらいました。
花きの体験授業は『ガーベラの収穫と花束制作』です。
2回の授業で20名が参加してくれました。
温室で栽培しているガーベラを収穫し、パラレルで花束を制作しラッピングしました。
毎年花き装飾コースの2年生がアシスタントをしてくれるのですが、
海外研修中なので3名の1年生が緊張しながらのアシスタントです。
造園の体験授業7名が参加してくれました。
体験実習は『自然な植栽方法とロックガーデンについて』でした。
まず座学で理論を学んでから、トロブネの中でロックガーデンを制作しました。
こちらも1年生がアシスタントしてくれました。
どちらの授業も1年生のサポートのおかげで、
高校生たちはスムーズに制作することが出来たようです。
午後は、若手農業者と語る会を行いました。
農業大学校18年度卒業生で、バラ園に勤務している清水満氏が生産現場からの視点で、
これまでの歩みと今後の展望を講演をしてくださいました。
語る会の後、野菜・畜産・花きの3グループに分かれて分科会として、
「私がやってみたい農業」について若手農業者の助言をもらいながら生徒同士で夢や悩みを話し合いました。
高校生のみなさんにとって、農業への興味が深まった1日だったことでしょう。
(YOSHIDA)