教員ブログ

初夏の学外での授業

青空の眩しい晴天の中、造園施工・管理実習Ⅰ、造園学概論(ともにマイスター科1年)の授業で5月24日、坂折棚田(岐阜県恵那市)、銀の森(岐阜県恵那市)、ぎふ清流里山公園(岐阜県美濃加茂市)を訪問しました。

坂折棚田は日本の棚田百選にも認定された文化的景観。さまざまな石の積み方が展示されている「石積みモデル」は、谷積み、布積みなど実物を見ることができます。これら石の積み方は、基本的に造園の技術と同じです。その後、測量用の赤白ポールと巻尺を利用して、棚田の傾斜を簡易測量しました。また、カエルやオタマジャクシなどさまざまな生物がいる棚田ビオトープで田植えをしました。

銀の森はレストランやショップがある商業施設の造園空間で、山田茂雄さんという造園家の設計。自然風な滝流れなど見所が多くあります。

ぎふ清流里山公園は一昨年、有料公園であった平成記念公園「昭和村」がリニューアル、今年度になり、アドベンチャーパークとジップラインが追加されました。

学生はさまざまな造園空間を見学し、その仕事の幅の広さを感じたのではないでしょうか。

坂折棚田のビオトープ

坂折棚田のビオトープ

銀の森の流れ

銀の森の流れ

ぎふ清流里山公園内の露地

ぎふ清流里山公園内の露地