教員ブログ

卒業制作・卒業研究(花き生産コース)

花き生産コースでは、各個人で課題を設定して卒業研究を行っています。課題のひとつに、「変化咲きアサガオの商品開発」があり、今日は鉢替えと支柱立てを行いました。変化咲きアサガオとは、江戸時代後期に盛んに作出されたアサガオで、現代までその種子が受け継がれています。劣性形質の変化咲きは種子を作ることができないため、種子を作ることのできる優性形質の兄弟株から採種して、系統を維持しています。アカデミーでは、「采咲き」と「獅子咲き」の2系統の変化アサガオを保存しています。写真の獅子咲き系統では、本葉も反り返って握りこぶしのような形になっています。つるが伸びて開花したら、専用のPOPを付けて市場に出荷する予定です。

変化咲きアサガオの支柱立て

変化咲きアサガオの支柱立て

獅子咲きアサガオ

獅子咲きアサガオ