教員ブログ

名古屋城二の丸庭園視察

造園緑化コースの2年生が名古屋城二の丸庭園を視察しました。この庭園は江戸時代に尾張徳川家の二の丸御殿の北側に設けられたもので、近世の大名庭園の豪壮な石組みと池泉が特徴です。近年、発掘調査が行われ平成25年から復元工事が順次進められています。今回は、復元工事に携わっておられる本校非常勤講師の佐竹先生(㈱三五郎園)の案内で、一般には入ることのできない区域への許可を受けて、現在は水の無い池泉の底部から滝や護岸の石組みを視察させていただきました。使用されている石材は、濃尾平野の各地や伊勢湾の島々から運ばれてきたということでした。古庭園の復元も造園の仕事であるという認識を学生に持ってもらう機会となりました。

 

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 講師から庭園の説明を受ける学生たち