教員ブログ

造園施工・管理実習Ⅲ ヤマモモの剪定

著者:新井 俊宏(造園緑化)

4月28日、本学2年生が、造園施工・管理実習Ⅲでヤマモモの剪定実習を行いました。1年次から継続して取り組んでいる剪定ですが、技術は一度で覚えられるものではなく、季節や樹種、さらにはその年の気候によっても求められる判断が変わります。そのため、繰り返し経験を重ねることが何より重要になります。

今回の実習では、単に枝を切るのではなく、まず樹木全体の姿をよく観察することから始めました。どこに光が入り、どの枝が混み合い、どの方向に伸びることで美しさが引き立つのか。一人ひとりが樹木と向き合い、「この木が本来持っている自然な姿とは何か」を考えながら作業を進めました。

剪定は、不要な枝を取り除く作業であると同時に、樹木の魅力を引き出す“デザイン”でもあります。切りすぎれば不自然になり、残しすぎれば重たく見える。その絶妙なバランスを探りながら、学生たちは試行錯誤を繰り返していました。