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平成25年度 岐阜県立国際園芸アカデミー 成果発表会   開学十周年記念講演会

岐阜県立国際園芸アカデミー成果発表会、また、今年は開学10周年にあたることから記念講演会が平成26年2月22日に開催されました。
成果発表会では、最初にマイスター科2年生がコースを代表して卒業研究・卒業制作について発表を行いました。原美佳さん(花き生産コース)は、トルコギキョウを8月のお盆に出荷するための品種の検討と、品質を上げる方法や開花を遅らせる技術について発表しました。吉田安那さん(花き装飾コース)は好きなランをより長く楽しんでもらうため、ドライフラワー加工が難しいランの乾燥方法について発表しました。遠山晃広さん(造園緑化コース)は、「桜がつくる木漏れ日のひととき」というテーマで庭を設計し、途中で失敗しながらも、みんなが協力して完成させたことを発表しました。
続いて、大羽偉誠さん(マイスター科2年)が今年度の海外視察研修について、オランダの機械化された花き生産技術に驚いたことや、イギリスでキューガーデンやウィズレーガーデンを見て、自分たちの卒業制作に取り入れたことを発表しました。最後に木根雅貴さん(マイスター科1年)が、昨年11月に(株)ふるさと清見21(高山市)でインターンシップを行い、周囲の人との連携の大切さや花き生産農家も寄せ植えの技術が必要だと感じたことを報告しました。

大勢の参加者

大勢の参加者

在校生の卒業研究発表

在校生の卒業研究発表

 

後半の記念講演会では、生産、装飾、造園の各分野で活躍する卒業生3名が、技能五輪に全国大会に3回出場し人間として成長したことや京都市の老舗造園会社での修業を経て独立したことなどを紹介し、後輩たちにエールを送っていただきました。

最後に、「国際園芸アカデミーに期待すること」と題して岐阜大学応用生物科学部学部長の福井博一教授の記念講演があり、盛況のうちに会を終えることができました。

卒業生の講演

卒業生の講演

岐阜大学福井先生の講演

岐阜大学福井先生の講演