教員ブログ

住まいのまちなみ優秀賞受賞

一昨年から上級マイスター科の造園を専攻する学生が、可児市のみなさんと公園整備に取り組んでいます。昨年度から今年度は、現在4年生の麻生さんを中心に、時にはマイスター科の学生も参加して、桂ヶ丘わくわくワークスの方々と植栽工事をしたり、プランの提案をしたり、楽しく活動しています。

今日は、その現場のある可児市桂ヶ丘ハイツの自治会の代表者の方々が、「第7回住まいのまちなみコンクール」優秀賞受賞の報告と近況レポートのためにアカデミーに来校されました。この賞は、優れたまちづくりをしている住民組織を毎年表彰するものです。可児市桂ヶ丘のみなさんは、住民参加で未整備の公園を2年前から「コミュニティを育てる大切な空間」として、自分たちの手ではぐくんでいこうと頑張っています。

アカデミーの学生の植栽プランを積極的に活用してくださり、これまでに「やすらぎ広場」「わんぱく広場」、「フラワー広場」の3つのポケットパークが誕生しています。今年は、春休みにマイスター科の学生が公園づくりの作業に参加させていただきました。また、海外視察研修の前には、日本の身近な住宅地のデザインを見学しておくために訪問調査をさせていただきました。

街区全体が公園のように緑いっぱいのオープンスペースで囲まれた桂ヶ丘ハイツは、日本でも有数の穏やかで美しく楽しい住宅地です。

学長と副学長も集まって、受賞の報告をお聞きして、これまでの取り組み、そしてこれからの可能性について歓談しました。公園づくりプロジェクトは、まちづくり協働事業という可児市の助成プログラムにもなっています。

 

歓談写真1   歓談写真2