教員ブログ

期末試験です(授業『基礎会計』)

著者:佐藤

4日の授業で最終日を迎えた『基礎会計』、学生は期末試験へ臨みました。

簿記で学ぶ手続きや作業の多くはITによる自動化・省力化で「人の手」を必要としなくなりつつあり「簿記を学ぶ必要は無くなるの?」という話題をよく耳にしますし、パソコンによる経理処理は既に何十年も前から普及し、今では原始証憑(領収書や請求書など)をカメラ等でスキャンして会計情報へ変換するようなソフトウェアまで商品化されつつあるようです。

「単なる経理処理スキル」ではなく、財務諸表の個々の数値を有機的なつながりの中で理解し、判断利用するための「会計リテラシー」として簿記を学ぶ意味は変わりません。

学生が、この価値に触れる機会となった授業であればと願っています。

試験の様子。皆懸命に数字と格闘していました。「ピタリと一致すると気分が良い!」という意見も。